文系からの土木施工管理

文系からの土木施工管理

解体屋なのに。

こんにちは。route to 246 です。

 

本日も前職シリーズということで、経験したことや出来事等を書いていきます。

 

施工部隊として手元作業員を続けていた夏頃、施工部隊の部長(施工部隊の部長といっても世話役の立ち位置の人)から他県で半年程大型物件があるから、○○係長(これまた、施工部隊の世話役の立ち位置の人)の下について仕事をするようにと指示が…。

 

やっと監督みたいなことをやるのか~と思っていたら、打ち合わせができておらずに、直ぐには○○係長の下に就きませんでした…。

そうすると、部長が「rote to 246 君、明日から地元で宅地造成の現場で数日間、測量の手元をやってくれないか。」

測量の手元??何をやるんだ…この時はわからなくて当然です。

通常、測量の手元といえば、若い人がレベルトータルステーションを使って、高さや距離、通りを見ます。そして、上司の方が手元をやり、ポイントや高さを杭や測量ピンを打ちこんでいきます。

この時はレベルの据え方やトータルステーションは据え付ける事ができなかったので、必然的に手元やることになりましたが、土木の現場なんて初めて。たまたま、この時の地元の元請けさんから測量と写真管理を依頼された為に土木経験のある部長がやることになった。

 

実際に手元をやってみると、杭が真っすぐ打てない、釘が曲がる等、ダメダメでした。

当然、毎日起こられるはめに。終いには私が据えたトータルステーションがが風で倒れてしまった。

トータルステーションは1台で最低でも50万以上はするもの。落としたりすると、正確な測量ができなくなってしまう。だから、トータルステーションは絶対に落とさないように…(経験者は語る)。

 

この時は、言われるがままに動いていたために、これが何の為にやっているのかがわからなかった。ただ、緻密だなとは思っていた。俺もいつかはレベルやトランシットを使いこなせるようになりたい。この願望が後の転職につながることになっていた。

 

そう、思いつつもこの現場も測量の手元がいらなくなったため、係長の補佐をすることになっていた。

 

ちなみに、この時に部長から教わったこと。

KBM…仮ベンチマーク

GH…(グランドハイ)地盤高

BS…(バックサイト)後視

FS…(フォアサイト)前視

IH…(インストゥルメントハイ)器械高

 

実際に、これらは今の業務でほぼ毎日といっていいほど測量の時には使っている。

この時は本当に何が何だがわからなかった。